1949-05-19 第5回国会 参議院 在外同胞引揚問題に関する特別委員会 第27号
これは証人——医者の方の証人の酒井証人か、一方は高橋証人か、その証人の証言を採用するに当つて酒井証人の方に引用されて使われておることと思いますが、高橋証人によりますと、入院者約三百名、これは吉村隊から運ばれた入院患者であります。それが主として重体患者であつたと述べておる。更にそのうち死亡者は五十名から百名の間の者が死んでおるということが述べてある。
これは証人——医者の方の証人の酒井証人か、一方は高橋証人か、その証人の証言を採用するに当つて酒井証人の方に引用されて使われておることと思いますが、高橋証人によりますと、入院者約三百名、これは吉村隊から運ばれた入院患者であります。それが主として重体患者であつたと述べておる。更にそのうち死亡者は五十名から百名の間の者が死んでおるということが述べてある。
○岡元理事 この際渡邊証人に二、三証言の点について御注意申上げて置きたいのですが、只今まで委員会の証言の中で池田証人、酒井証人等から渡邊廣太郎という名前でもつて、いろいろ石切現場において、菊地七郎が死んだのは、渡辺軍曹が殴つて、その原因に基くものであるというような証言があつたのであります。
ここに前三日間におきますところの笠原証人並びに酒井証人、池田証人等の証言と喰違つて参りました。この点は非常に重大な問題でありますので、委員会といたしましては、國会の権威にもかかる問題でもあるし、この際成規の手続を経てこのいずれが僞証であるかという点についての調査をいたしたいと考えるのであります。各委員には御異議ございませんですか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
先程述べましたように、本日たまたま、前の笠原証人或いは酒井証人或いは池田証人等と渡邊証人の証言の喰い違いにつきましては、成規の手続を以てこれが調査をいたすということにいたしまして、本日は委員会を閉じたいと思いますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○穗積眞六郎君 その点について酒井証人の御記憶を承わりたいと存じます。
先程酒井幸次証人のお話の中に、酒井証人の部屋において池田隊長と蒙古側のモジツク中尉並びにエリツチ・サンボー通訳に対して金銭の授受があつたということを証言されております。
○理事(岡元義人君) その点について、これは営倉その他処罰によつて死亡されたということを酒井証人が認められた場合におきましては、向うの命令はそういう命令はなかつたのだけれども、その処罰の方法によつて死亡したということをお認めになりますか。その中の二名を酒井証人が証言しておられます。
○理事(岡元義人君) 酒井証人の証言を求めます。先ず酒井証人は元医官をしておられたのでありますが、吉村隊のあなたの手によつて診断されましたその中で、死亡診断の中で、不当な原因によつて死亡したと判断されるものが何名あつたか、全部の死亡診断の中で何名あつたか、この点明らかに御証言を求めます。
次は作業の状況で、池田証人、原田証人、長谷川証人、酒井証人。その次は食糧で、池田証人、清水証人、小峰証人、長谷川証人、原田証人。次は医療施設、疾病の種類及び死亡率、これには池田証人、長谷川証人、酒井一郎証人。その次は、事件の原因経過の段で、笠原証人が告発に至るまでの経緯、それから次が告訴状に示されたる事実、これについては、長谷川証人、原田証人、笠原証人、酒井一郎証人。